
着る前に揃えておけば完璧!
浴衣着付けに必要なもの
浴衣を着るのに必要最低限のものをご紹介します。
お祭りやデートなどイベント当日に慌てないよう事前に浴衣着付けに必要なもの、浴衣や下駄、帯以外の着付けに必要な「下着セット」を用意しましょう。
夏の季節はずいぶん汗をかきますが、なるべく快適に過ごしたいものです。
吸水性のよい浴衣スリップを是非着てみてください。
汗を吸い取ってサラリと浴衣を楽しめます。
また汗を吸い取るだけでなく、浴衣スリップはブラジャーなどの下着が透けるのを防いでくれます。
他にも浴衣のおはしょりに使う腰ひも、衿元を美しく見せるために使うコーリンベルト(着物ベルト)、帯を締める前に使う伊達締めや前板が必要です。
前板は帯締めの仕上げに入れると帯がしゃきっとし、きれいに仕上がります。
代用できるものもありますが、かえって手間だったり、綺麗に着付けが出来なかったりと…
浴衣専用の着付けセットを揃えておけば、手間も省けて綺麗に浴衣の着付けが出来ます。


以下の(4)~(8)が浴衣の着付けに必要な着付け小物になります。
- 浴衣
- 浴衣帯
- 下駄
- 浴衣スリップ:吸収性の良いものを選びましょう。
- 前板:帯を締めた後の仕上げに使います。
- 伊達締め: 帯を締める前に使います。
- コーリンベルト: 衿元をきれいに見せてくれます。
- 腰紐: おはしょりなどに使います。
- カゴバッグ・巾着:全体の雰囲気や色味に沿ったものを選びましょう。


わかりやすいイラスト解説で簡単に浴衣を着付け!
一人で着れる浴衣の着付け
浴衣を着てみたいけど、着付けが分からない…浴衣初心者でも簡単に着付ける手順を解説します。
着付けが気軽に出来れば、お祭りや夏のイベントに着て行けたり、夏をもっと楽しめるのに、とお悩みの方は意外と多いのではないでしょうか。でも浴衣を着るのは難しくてとても大変!ではありません。今年は一人での着付けにチャレンジしてみませんか?
分かりやすいイラストで解説していますので、初めてでも簡単に着て頂けますが、あらかじめ事前に浴衣着付けの練習をして本番に備えてマスターしてみましょう。
浴衣着付けをマスターしたら、お友達にも教えて上げましょう!一人で着付けが出来るようになったら、気軽に浴衣を着る機会が増えそうです。



必要であればウエストにタオルなどを巻きつけ、補正をします。

ゆかたに袖を通し、背中の縫い目がちょうど背中の中心を通るようにします。

えり先から約20cm上を持ち、軽く持ち上げます。(すその高さはくるぶしまで)

一旦、腕を戻して、今度は右手(下前)の位置を決め、先ほどの上前の位置になるように、もう一度左手を持っていきます。下前より3~4cm高くなるようにするときれいです。

上半身は、だぶついていても構いません。下半身がきれいになるように注意して、ゆかたを固定しましょう。

身八つ口(わきの下の小さな穴)から手を入れ、手を開いてシワをとります。前だけでなく後ろにも手を回してシワをとって下さい。

身八つ口から入れて衿の端を留めます。背中から前に回して、もう片方の衿を留めて固定します。

衣紋を取ってつめて下さい。背中を下に軽く引っ張ります。こぶし1つが目安です。

この状態で帯を結びます。

➤ 浴衣帯の結び方

動画で確認したい方はこちら。
